@plumchan
パリで藤井風さんのワンマンショーを観ることができました。しかも、ステージのすぐ近くに立っていたので、風さんの表情まではっきりと見えて、ワクワクが止まらなかったんです。風さんの音楽に出会って、もう4年になります。この4年間、どんなときも風さんの音楽が私のそばにありました。聴かない日はなかったと言ってもいいくらい。そして、その音楽はある大切な人との記憶と深く結びついています。ある曲を聴くたびに、その人のことを自然と思い出してしまいます。だから、その人と離れてしまったとき、「もう風さんの音楽を聴けなくなるかもしれない」と思ったんです。音楽を聴くたびに心が締めつけられて、ただ切ないだけになってしまうんじゃないかって。あんなに好きだった音楽が、痛みを思い出させるものになってしまったらどうしよう、って。でも、そんなふうにはなりませんでした。私、思っていたよりずっと強かった。もちろん、最初は苦しいときもありました。音楽に触れるたび、胸の奥がじんと痛むこともあった。だけど、たとえほろ苦い思い出がよみがえっても、それは私にとって大切な一部。風さんの音楽が、その記憶ごと私を包み込んでくれたように感じています。だから今も、これからも、風さんの音楽を聴き続けたいって、心から思えています。
夜遅く、仕事の帰り道。静かな通りをひとりで歩いていた。あたりには人も車もいなくて、コオロギの鳴き声だけが、耳に残っていた。ふと足元に光るものを見つけて立ち止まる。それは、見慣れない古びたコインだった。拾い上げてみると、そこに刻まれていたのは 1977 と、どこか懐かしい文字——「République Française」ああ、フランスだ。来週行くはずの国の名前が、今この手のひらにある。私は思わず小さく笑ってしまった。こんな偶然があるなんて、まるで映画のワンシーンのよう。でも、こんな偶然が、人生のどこかで意味を持つような気もした。このコインは、ただの落し物かもしれない。でも、私には、「いってらっしゃい」と、静かに語りかけてくれた。人生って本当に不思議なもの。
『面白いほどよくわかる仏教のすべて』の続きを読んだので、またまとめてみました📖悟りを開いて仏陀となったお釈迦さま。「この気づきを、みんなにも伝えたい!」と旅に出ることにします。最初に教えを説いたのは、かつて一緒に修行していた5人の仲間たち。これが仏教で最初の説法、「初転法輪」と呼ばれています。そこからお釈迦さまの教えはどんどん広まって、仲間のお坊さんたちもどんどん増えていきます。やがて、「釈尊十大弟子」と呼ばれる10人の代表的な弟子たちが登場。実はその中に、お釈迦さまの息子もいたというのは驚きです🙍お釈迦さまはその後、約45年間、あちこち旅をしながら教えを広め、80歳くらいで入滅します。弟子たちは「教えをきちんと残さなきゃ!」と集まって、大会議を開くことになります。仏教の教えはめちゃくちゃ多くて、「八万四千の法門」とも言われます。でも、大きく3つに分けるとこんな感じ。経:お釈迦さまの言葉律:お坊さんたちが守るルールブック論:↑の解説とか議論した記録この3つを合わせて「三蔵(さんぞう)」って呼びます。ここから有名な「三蔵法師」の名前もきてるんだそうです。仏教がどんどん広がっていくと、「この教え、こう解釈するべきでは?」とか、「もっとこうした方がよくない?」みたいに考え方のちがいが出てきます。その結果、「保守派」と「進歩派」に分かれて、最終的にはなんと20くらいのグループに細分化されてしまいました。このころの仏教は、熱い気持ちで人々に語りかけるというより、哲学とか修行のガチな方向に進んでいって、ふつうの人からはちょっと遠くなっていきます...それでは、次回は「大乗仏教」と「小乗仏教」のちがいについて、少し触れたいと思います🫡ここまで読んでくれたあなたは本当に偉いです 👏
ブルガリア産のヨーグルトハンドクリームブルガリアを訪れる日本人の方から、「ブルガリアってお土産、何がいいの?」ってよく聞かれる。ブルガリアといえばヨーグルトが有名なので、「ヨーグルトが入っているものなら、何でもアリなんじゃない?」っていつも思う 笑また、ブルガリアはバラの名産地でもあるため、バラジャムやバラの葉のお茶、バラの蜂蜜、バラのリキュール、バラ入りのチョコレートなど……ほんとに何でもある。この写真のヨーグルトハンドクリームには、ヤギ乳とロバ乳も入ってるらしい。ちなみに、ロバのミルクは世界で最も高価なミルクといわれている。だから「ほんとに入ってるの??」って、ちょっと疑ってる🤔笑
今日は、自分でも驚くほど偉いことをしました。最近は疲れがたまってやる気が出ず、つい色々とサボってしまう日が続いていたのですが、そんな自分を褒めてあげたくなるような出来事でした。前日は夜勤で、家に帰ったのは夜の12時過ぎ。一週間前にある運動のグループクラスに参加しようと申し込みはしていたものの、実際に行くかどうかは当日まで迷っていました。というのも、そのクラスは月曜の朝7:30時から。間に合わせるには6:30時ごろに起きなければならず、寝不足は確実。そのせいで、夢の中ですら「行くべきか、やめるべきか」と葛藤するほどでした 笑でも、「またサボった」と思ってしまう自分が嫌だったので、どうしても行こうと心に決めて参加しました。今回「偉かった」と思うのは、運動をしたこと自体ではなく、自分との内なる戦いに打ち勝ち、どんなに辛くてもサボらず、諦めずに一つのことをやり遂げたという点ですね。ちなみに、クラスのコーチはロシア人の方でした。噂どおり、ロシア人のコーチは運動やスポーツにはとても厳しくて……本当に大変でした🥲
最近、本を読むのをめちゃくちゃサボってました。読みたい気持ちはあるのに、なかなか読み始められない。でも、ひとたび読み出せば何時間でも読めるんですよね。やっぱり、なんでもかんでも「始める」って一番難しい。でも今日はやっと決意して、ちょっと無理やりでも読んで、こうして投稿することにしました 😌さて、今日は王子(のちのお釈迦さま)が「苦行では悟れない」と気づいて、中道の道を歩み始めたところからです。彼は、インドの誰も名前読めない川(呢連禅河)に入って、長年の苦行で積もった汚れを洗い流そうとします。ところが岩場に上がろうとしたとき、足を滑らせて川に流されてしまうんです。もしここで命を落としていたら、今の仏教は存在していなかったかもしれません... 🫣幸いにも命は助かり、川辺の岩の上で休んでいると、一人の村娘が通りかかり、王子を気の毒に思って乳粥を差し出します。この供養は数日続けられ、王子は体力を取り戻して再び修行へと向かいます。今度はある大きな木の下で座り、「真理を得るまで絶対に立たない」と決意して瞑想に入ります。🌳 人間の歴史、在り方、この世の生命について深く沈思し、欲望・嫌悪・執着・恐れ・疑い・虚飾といった迷いを一つひとつ乗り越えていきます。そしてついに、出家して6年目、35歳のときに真理に目覚め、仏陀となります。🧘♂️ただ、その悟りの内容はあまりに深くて、他の人々が理解できるかどうかを悩みます。「伝えるべきか、それとも自分だけのものにすべきか…」と悩みながらも、最終的には説法の旅に出ることを決意するのです。このとき語られた真理は、前回の投稿でお話しした「四つの真理」と「八正道」に集約されています。次回は、最初の仏教教団の広がりや、やがて起こる学派の分裂についてお話ししていきますね~
前回お話ししたように、釈迦は苦行を重ねた末に、「これでは本当の悟り(解脱)は得られない」と気づきました。そこで、どうすれば解脱に至るのかを深く考えた結果、「中道」という生き方にたどり着いたのです。仏教でいう「中道」は、私たちが日常で使う「真ん中」という意味とは少し違うことがわかりました。中道とは、苦行や快楽といった極端な生き方のどちらにも偏らない、バランスの取れたちえある生き方を指します。釈迦はこの中道こそが解脱への道だと悟ったのです。しかし中道は単に「生活のバランスをとる」ということだけではありません。それは、私たちが偏見とする極端な「考え方」からも離れるという意味も含んでいます。たとえば:1) 物事が実体として存在する「有る」とする見方(有見)と、すべては存在しない「無い」とする見方(無見)の両極端2) 「我」や世界は永遠に存続すると考える見方(常見)と、死ねばすべてが無に帰すると考える見方(断見)の両極端このようなどちらか一方に偏った見方を離れ、柔軟で広い視点を持つことが中道なのです。ちなみに、読んでいる本では中道について詳しく説明されていないため、自分で色々調べなければなりませんでしたのでかなり大変でした。😮💨そして、中道を理解するうえで大切なキーワードに「縁起」があります。縁起とは、「あらゆるものごとは、それ単体で存在しているのではなく、すべてが互いに関係し合い、条件によって変化し続けるものだ」という考え方です。縁起を正しく理解した上で偏りのない生活を送ることが大切だそうです。大切というか、この見方ができる人は悟りを開くことができるという仏教の教えなんです。中道を具体的にどう実践すればいいかについては、前回触れた「八正道」という教えがガイドになります。長くてかなり難しい内容なので、まとめてみると、○ 中道とは、苦行や快楽など極端な道に偏らず、真理に基づいてバランスよく生きること○ 思考面でも、偏った見方(有見・無見、常見・断見など)から離れることが大切○ 中道の理解には「縁起」の考え方が不可欠。すべては関係性の中で成り立ち、常に変化している○ このような中道の生き方が、真の解脱=悟りへの道であり、その実践法が八正道
続では初めて世の苦しみを知るエピソードについてです。その前に今日の重要仏教用語:四諦 : 四つの真理 ①苦諦(くたい):人生は苦、生きることは苦しみの連続という真理②集諦(じったい):苦が生まれる原因を考え、その原因を明らかするという真理③滅諦(めったい):苦しみの原因である煩悩を知り、消滅することで苦しみもなくなる④道諦(どうたい):悟りを開くために、修行実践をするという真理(八正道に従って生きる)八正道:①正しいものの見方 ②正しい思索 ③正しい言語活動 ④正しく生きる ⑤正しく暮らす ⑥正しい努力 ⑦正しい理想 ⑧正しい精神統一帰依:仏に信じて教えに従う --‐--------------------------------------------------------------釈迦が出家を決意するのに重要な出来事がありました。ある日、王子は「ちょっと外の世界も見てみたいな〜」と思い立ち、お城の四つの門から外出することにします。まずは東の門から出てみると...目の前に現れたのは、背中の丸まったおじいちゃんです。👴「えっ、なにこのシワシワの人…」そう、それが“老い”です。王子は衝撃。気を取り直して今度は南の門へ。すると今度は、病人と遭遇。「マジか…体って、壊れるのか…?」“病気”という現実にまたショック。🤕じゃあ気分転換に西の門!って出たら…目の前にいたのは、まさかの死人。「えええ!? 死ぬって…人って、最後はこれなの!?」こうして、老・病・死という人生の苦に直面した王子はそれらは他人ごとではなく、自らの問題として考えられました。人生のこの問題をどうすれば解決できるのを考え出し始めます…そして、悩んだ王子は29歳のときに、出家することにします。あまり知られていないかもしれませんが、そのときにはすでに奥さんと子供がいて、出家を決意したため、全てを投げ捨てる必要がありました。それはすごい勇気がいりますね。結婚相手と子供がいない自分さえも考えられません。😵💫王子はカピラ城を出て、苦しみから救われる道を探し始め、ガチの修行生活スタートします。一人の修行者として、インドの様々な国を修行して歩きます。辿り着いたのはマガタ国という教育と文化の中心地である国で、そこの修行者と交流します。まずは、禅定家から学び、短期間のうちに無執着の境地に到着できるようになります。さすがお釈迦様です!😏でも…人生の根本的な苦しみは解決できない状態です。今度は、超ストイックな苦行モード突入!・ご飯はギリギリまで減らす・朝から晩まで立ちっぱなし・寝る時も立ったまま!?・右手ずっと上げて何年も!?これ、現代だったら頭がおかしい人にしか見えないかもしれないが、当時のインドでは、苦行すれば超能力が手に入るってマジで信じたらしいです。でもね、そんな苦行ですら悟りには至らなかったんです。じゃあ、どうやって悟ったの? どうやって「人生の苦しみ」から抜け出したの?――その答えは、次回です!🫠
内容が難しい本を読むと、なかなか頭に入らず、数ヶ月も経てば内容をすっかり忘れてしまうタイプの人間です 🙋♀️そのため、最近読んだ仏教の本の第1章を自分なりにまとめてみようと思います。正直、この第1章は少しつまらない内容ですが、仏教用語が次々と出ていくので重要な章となります。意味がわからないと内容も把握できない用語: 煩悩 - 人の苦の原因になる。自分の理解としては執着と欲望に似たような意味かな出家 - これまでの生活や家族、すべてを投げ捨て、修行をする禅定=瞑想=座禅 - 違いはあるはずなんだけど、同じ意味として理解している解脱 - 悟りを開く、または真理に目を覚ます成道 - 仏陀(悟れる人)になること衆生 - すべての生き物第1章では、お釈迦さまの人生、正確には「生涯」について述べられています。ちなみに、「生涯」という言葉も仏教独特の表現なのかな 🤔お釈迦さまは実在した人物で、カピラという小国の王子だったそうです。『古事記』の神話では、イザナギが目や鼻を清めたときに日本の神々が生まれましたが、それと似たように、釈迦の誕生にも神秘的な要素が見られます。伝説によると、釈迦はお母さんの右脇腹から生まれ、誕生直後には自ら歩き出し、「天上天下唯我独尊」と宣言したとされています。もちろん、このような伝説は後世に作られたもので、仏教に限らず他の宗教や思想にもよくあることですね。釈迦は王子として育ち、「シッダールタ」と名付けられ、帝王学を学ばせながら将来の王としての期待を背負っていました。12歳のとき、彼は初めて座禅をし、この世をありのままに見れば、それはまさに「地獄」と言えるのではないかと実感したといいます。なぜそう感じたのかというと、カピラの農地で神に五穀豊穣を祈る祭典に参加した際、ある出来事を目撃したからです。牛が鋤を引いて田を耕すと、土の中から小さな虫が掘り出されます。そこへ一羽の小鳥が飛んできて、その虫をくわえて飛び去りました。すると、さらにもう一羽のタカが急降下してきて、小鳥をつかんで飛び去っていったのです。これはまさに「弱肉強食」の現実で、恐ろしいけれど、これが「ありのままの世界」なのだと釈迦は感じたのでしょう。……と、だいぶ長くなってしまったので、続きは次回にします。✌️
イースターで5日間の休暇がありました。久しぶりの長期休暇だったので、都会を離れてゆっくりと過ごすことができました。🏡時間に余裕があったので、ずっと前から読みたかった本をようやく読み始めました。それは「学校で教えない教科書」シリーズの 「面白いほどよくわかる仏教のすべて」という本です。仏教について何も知らない外国人の私にとっては、少しでも理解できるようになれば嬉しいなと思っています。最初は仏教用語がとても多く、読む時間よりも言葉の意味を調べる時間のほうが長くなってしまい、「つまらないな」と感じることもたくさんありました。🙄それでも少しずつ慣れてきて今では「この本、やっぱり面白いな~」と感じるようになりました。自分の学びのためにも、そして仏教に興味がある方の参考にもなるように、これまで読んだ内容や今後の学びをまとめて投稿していこうと思っています。✌️中田敦彦のyoutube大学みたいだけど、HelloTalkバージョン 😆中田さんほど上手くまとめないけどな~
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